【INC Feb】ミミリザスイッチ

INCお疲れさまでした

 

 結果は45戦して最終1769と何とも言えない感じでした。

こうして公式大会で勝つためにしっかり準備して臨んだのは5年ぶりなので悔しい結果ですが記録に残しておこうと思います。

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【構築経緯】

HAミミッキュの使いやすさにひかれて構築をスタート。

 

 このルールでは相手の初手ダイマックスによっておとされてしまうだけのポケモンをなるべく出したくないと感じていました。ミミッキュは相手の二体に集中されない限り必ず動くことができるうえ、相手の高速ダイマックスポケモンミミッキュの化けの皮にダイマックス技を打つのは非効率的なため相手に攻撃方向の誘導を行うことができます。

 

隣に置くポケモンとしては命の珠ウォッシュロトムを選択。ダイマックスすることで高い耐久と耐性で比較的安定して活躍することができます。またミミッキュと近い素早さを設定することでS操作による裏目を減らすことができます。

 

この二体ではエルフーン入りの追い風パへ勝てなかったため襷バイバニラを採用。

ミミッキュバイバニラと選出することによってミミッキュトリックルームを止めようとすればバイバニラによってエルフーンに追い風を打たれる前に対処でき、バイバニラを倒そうとすればトリックルームが通るという寸法です。

 

この3体の組み合わせには満足いっていてこんな感じの構築をベースに調整をしていました。このパーティートリックルーム展開もできますがそれに依存しすぎていないのがいいところでした。

 

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このタイミングで一緒に遊んでいた方からキョダイマックスリザードンの構築考えてるという話を受けてそっちのほうに乗っかることにしました。乗り換える理由としては

 

・今までに他の人と構築を考えることがほとんどなかったのでやってみたかった

・先ほどまでのバイバニラの役割をリザードンに置き換えることができる

 

の二点がありました。まぁ他の人と考えた方が強くなるやろうぐらいの考えです。

 

 パーティーのコンセプトとしてはキョダイマックスリザードンのスリップダメージ+先制技で相手の体力ををぴったり削りきるというものでした。構築のポイントはHCベースリザードンで、ミミッキュリザードンの並びからダイジェットからポコポコ殴る展開とトリックルーム展開の両方ができるということがお気に入りでした。

 

ひとまずこの3体で考えていましたがまずウィンディがきついと感じてミロカロスを採用。ウォッシュロトムとタイプがかぶってしまうのでウォッシュロトムカットロトムにしてここまでできつかった相手のウォッシュロトムに少し強くしました。

 

ここの4体までは結構しっくり来てたのですがのこりの2体を決めるまでにいろいろ試しました。

 まず一番意識すべき相手バンドリドラパキッスであることは確実なのでそこに勝てるようにしなけらばいけません。

こういうパーティーに対してはバンギラスローブシンorニンフィアトリックルーム展開をケアしてくる相手が多かったのですがそこら辺のポケモンに対処しつついろんな構築にも出せるポケモンを模索していました。

 

初期構想ではドリュウズローブシン。タイプ相性上うまくいくと思っていたのですが、相手のドリュウズやドラパルトがきつくトリックルームを張りたい展開なのにドリュウズはやくてうごきがまちまちになってしまうというのがつらかったです。またローブシンを入れるとニンフィアがきつくなりますが、ニンフィアを選出させている、パーティーで重いバンドリに対して圧力をかけられるという二点において重要なポケモンドリュウズの枠を主に考えることに。この枠としてはバンドリニンフィアローブシンあたりに強そうな鋼タイプのポケモンが求められていて、前日に急遽おもいついたのが ギルガルドでした。キョダイゴクエンのスリップダメージ+先制技で相手を縛っていくというパーティーのコンセプトにもあっていましたし、幸い気合の襷も余っていたので対ドリュウズにも行動保証があります。ただ今世代で一回も使っていないポケモンをぶっつけで使うのに気が引けてしまい当日にアーマーガアを使うことを決意。電気の一環がすごくなっていしまいましたがカットロトムで何とかなるやろ~ぐらいの感覚でした(甘かった)

 

【構築の悪かった点】

 

カットロトムがバンドリドラパキッスに強くない

 

これは大会前からもともとわかっていたことなのですが、ウォッシュロトムではダイストリームを打つことでケアできていたトゲキッスドリュウズの交換がカットロトムではできません。こういうところで無駄に択を当てる必要性があり勝率を下げています。途中からはリザードンを出した方が勝てることに気づく始末。ただなんでウォッシュロトムを採用しなかったのかは謎です。なんででしょう?

 

 ・初手ダイマックス前提なのですり替えギミックに弱い

これも事前にわかっていました。それをケアして守る+トリックルームから入ってもいいのですが、そもそもパーティーのコンセプトがミミッキュダイマックスポケモンの行動保証×2で安定して立ち回るということなのでどうしてもその択が発生してしまう時点でコンセプト崩壊です。バイバニラだとダイマックスしない分そこをケアできていたのですが仕方のないことです。

 

トリックルーム依存度が高すぎる

これも事前にわかっていました。トリックルームの依存度が高いということはトリックルームを張れなければ負けということで、それをサポートなしミミッキュに任せるというのは少し虫が良すぎました。また中速ポケモンを多く採用しているため相手とのS関係がわからないことも多く、相手のポケモンが異常に遅くて負ける展開もしばしばでした。構築段階でもっと上から殴るような構成にすべきだったと思います。

 

・後発ダイマックスに弱い

これは大会中に気づきました。

リザードンというポケモンダイマックス技はこのポケモン自体に火力がないため相手のダイマックスポケモンと打ち合えば打ち合うほど相手のダイマックス技とのダメージレースに負けて不利になり、打ち合う回数を減らせれば追加効果分のダメージが大きく働き有利になります。相手の初手ダイマックスに対してはミミッキュの化けの皮とリザードンのダイウォールによって打ち合う回数を減らせますが、後発もしくはずらして利用されるとミミッキュの皮がはがされている+相手に3回ダイマックス技を打たれるという状況になり一瞬で負けます。先発ダイマックスによる打ち合いばかりを考えていたのでこれはもう点で勉強になりました。またリザードンが初手にダイマックスを切らなくても受けれてしまうポケモンだったのもよくないところだったかもしれません

 

ウォッシュロトムがきつい

当日軽い気持ちでアーマーガアに決めたので全く気付けていませんでした。ウォッシュロトム入りのバンドリに対してはカットロトムを後発におくことで何とかしようとしましたが、アーマーガアを相手のロトムで処理され残った自分のロトムニンフィアで処理展開されることが何回かありました。せめてアーマーガアに守るを入れておけば・・・

 

今回他の人と一緒に調整するにあたって、パーティーに対しての不満点を言語化していうくことによって上記のような欠点を事前に把握できていたことはよかったです。ただそれを解決できずに本番に臨むということになってしまいました。ただただ構築の調整能力がなかったと思います。

 

まだまだモチベーションはあるので今年はまた頑張ります。